No2 : canned response

フレーズ

■ フレーズ

canned response


■ 意味

canned response」は「決まりきった返答」「形式的な返答」という意味です。
あらかじめ用意された返答や、マニュアル通りの冷たい対応を指すことが多いです。
自然な会話ではなく、機械的で個別性に欠けるニュアンスがあります。


◻️ 会話ダイアログ

1(カスタマーサポートでの文句)

A: I emailed the company about my problem, but they just sent me a canned response.
(会社に問題をメールしたんだけど、返ってきたのは定型文の返答だけだったよ。)

B: That’s frustrating. They should’ve at least addressed your specific issue.
(それはイライラするね。せめて君の具体的な問題に触れるべきだったのに。)


2(面接での印象)

A: The candidate kept giving canned responses during the interview.
(その候補者は面接中ずっと決まりきった答えばかりしてたよ。)

B: That makes it hard to know what they’re really like.
(それだと本当の人柄が分かりにくいね。)


■ 解説

canned response」はビジネスや日常会話でよく使われる表現です。
特に顧客対応やメールのやり取りで、「マニュアル通りで心がこもっていない返事」というニュアンスを持ちます。

また、「canned(缶詰め)」という単語が「あらかじめ準備された/加工済みの」という意味を持つことから、“新鮮味のない、使い回しの返答”というイメージが含まれています。。


■ 自分の体験談

以前、海外のオンラインショップで注文に関するトラブルがあり、問い合わせメールを送ったことがあります。

ところが、返ってきたのは「We’re sorry for the inconvenience. Please check our FAQ page.」という明らかにテンプレートの返信(=canned response)

こちらの質問内容を全く読んでいないようで、正直がっかりしました。そのとき初めて、「あ、これが“canned response”ってやつか」と実感。

逆に、自分が英語でメール対応をする時は、「できるだけ相手の内容に合わせた返信をしよう」と心がけるようになりました。

この経験のおかげで、“canned response”のネガティブな印象が身に染みて理解できました。

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